皮膚科頼みだけでなく漢方も試してみる

皮膚科依存から漢方の併用へ

皮膚科1本から漢方の併用へ

 

 

それからは毎年春先から夏、秋になる迄は肘、腕、手指、膝、スネ、くるぶし、足の甲等に強いかゆみのある盛り上がった湿疹が出来ました。

 

しかし、この湿疹も秋から冬にかけてはきれいに治るというのをくり返しました。

 

湿疹は見た目にも気持ち悪い為か、友達からは「ぶつぶつ」「気持ち悪い」といった中傷に傷つき、何故自分だけこんなに汚い皮膚になるのかと泣いたりしたこともありました。

 

特に皮膚のかゆみは体が温まると強くなるので、寝る前、寝起きは最高にかゆいらしく、かなりイライラしていました。

 

このイライラというものは、子供の性格迄変えてしまったのかと思うくらいに激しくなりました。

 

可哀想とは解っていてもなだめる際に大きな声を出してしまう自分達にも自己嫌悪を感じずにはいられない日々です。
泣くペンギン

 

皮膚科で処方されるステロイドへの不安もありました。




毎回同じような飲み薬と塗り薬で根本的治療になっていないことにだんだんと皮膚科に対して不信を抱く様になりました。

 

ネットでたくさんのアレルギー性皮膚炎(アトピー皮膚炎)で悩んでらっしゃるそれはそれは多くの方々の情報を調べました。

 

ステロイドはイメージ的に強い、副作用があると言う先入観もありました。

 

ただ、症状を一度に抑えることは決してマイナスではなく、弱い薬をダラダラ続けても身体にも精神的にも良く無いことは解りました。

 

間違ってはいけないのは、ステロイドは根本的に治すのではなく、酷い症状を一時的に緩和することであり、使い方によっては逆に強いリバウンドや副作用もあるということなので使い方次第と言う点も勉強になりました。

 

ただ、これも皮膚科の医師の裁量一つで悪化させられることもあるし、少し症状が緩和することもあるということに変わりはなく、悲しいのですが選ぶ側が医師をしっかりみていないといけないということなのです。

 

そして西洋医学の治療方法はある程度解ったのでそれと並行して東洋医学(漢方)の方向からも、身体の内側から根本的に治す目的で、この皮膚病と戦ってみたくなったのです。

 

漢方は癌治療やその他の病気でも漢方は併用されることも多く、臨床結果が出れば保険適応にもなるものもあります。
漢方の体内免疫をあげることが病気と闘うことに対し効果があるというのは近年常識になりつつあります。

 

西洋医学は患部の直接処置を目的とする即効性を期待するものが多く、漢方は人間が本来持っている免疫力を最大限に生かす内側からの長い目で見た改善療法と理解しています。

 

漢方医に長男の皮膚病を診断してもらった結果「結節性痒疹」といわれました。結果としては月に1万円近くかかる薬代に対して思った以上の効果が出なかったので一年以上は頑張りましたが結局止めることにしました。