食事から見直すアレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)
アトピーを代表とするアレルギー性皮膚炎の要因は食事の内容が良くないということが多いとされます。
もちろんアレルギーの原因は様々で「何に直接起因するか」ということがあるのですが、その症状の良化を妨げたり免疫低下させることに繋がることから、食事はアレルギーを考える上で、基本中の基本だということです
具体的には、偏食や野菜の摂取不足、カルシウムや鉄分不足等栄養バランスの悪さ。
現代のインスタントや外食に頼った食事、安い作物に使われがちな農薬や化学物質の入った加工食品、スナック菓子や清涼飲料水などが免疫を低下させる原因になっているのです。
妊娠中にこのような食事を続けられた場合、アトピー等アレルギーを発症するお子さんが生まれるケースが多いと言われます。
もちろん、そういうものを多く食べていても問題ない人もいます。それは元々アレルゲンに対し強いのかもしれません、もしかするとアレルギーが表に出て悪さする迄の潜伏期間が長いだけかもしれません。
アレルギーという形ではなく生活習慣病や癌など様々な形で現れますが、それは何で、いつ現れるのかなんて、もちろんわかりません。
ただ、食事を根本から見直すことは健康な身体を基礎から作り体質改善をするということで、長い目で見た場合本当に大切なことだと思います。
アレルギーの基になる食物でも、それを除去して生活して行くことで、そのうちに食べても大丈夫になる場合もあります。
日本人の多くが高い確立で食物アレルギー(直接的なアレルギー)を起こすのが、牛乳、卵、魚介類。それと、牛肉や豚肉、ナッツ類やチョコレート等。近年多いのが、蕎麦や豆や穀類、フルーツではバナナやイチゴ、オレンジ等にもアレルギー反応を起こす子供がいます。
給食でアナフィラキシーショックを起こし重篤な症状になったとニュースになることも多くなってきています。
体質の改善という意味の食生活の見直しですが、昭和30年以前の日本にはアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性◯◯という症状はあまり見られなかったはずです。
食の欧米化やインスタント食品、化学調味料、添加物、合成着色料、品質保存剤、野菜の量産性を高める為の農薬等が極当たり前に生活の中に入ってきました。
当時はアレルギーにならなかった世代も次世代、所謂子孫にはそのアレルギー症状が強く出てしまうことも多くなっているのではないでしょうか。それが今であり、今後の世代だと思います。
そして実際、アトピー性皮膚炎をはじめとしてアレルギーが多く発症しているのです。