アレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)に塩と油は大きな関係があります。

上白糖に関しても身体には害がありますが、食塩もとり過ぎは同様です。食塩を多く摂る食事をする、味の濃い食事を好む方に皮膚疾患の方が多いのも事実です。

皮膚疾患の方が食事療法の一環で、減塩食を一定期間続けると皮膚疾患が軽減すると言われています。
逆に減塩を止めるとまた皮膚の状態が悪化するということも解っているようです。
塩に関してもできれば食塩、味塩等は旨味成分を化学調味していますので、少し高いですが天然の塩や、岩塩等を使うと天然ミネラルを摂取できますので身体には優しいです。
なにより、天然の塩の旨味で薄味で調理できますし、使用する量は少量で済みます。

 

あとは、我が家ではパンを自家製で作りますが、塩が味を決めるので、食塩を使ったパンと天然塩を使ったパンは全く旨味が違います。これには最初驚かされました。
フランスやイタリアで食べるハードなパンは凄く美味しいです。コーヒーもそうなのですが基本は水(硬水)、そして塩だと思いました。それでうちではゲランドの塩を使っています。
ちなみにゲランドの塩はフランス有機農業推進団体認定品です。

 

エキストラバージンオリーブオイルは、良質の植物油です。

 

各種のビタミンも十分備わっているので肌質の改善になると言われています。

 

エキストラバージンオリーブオイルは加熱しても酸化しにくいのですが、できれば加熱せずにサラダや食材に少量かけて摂取することで、便を滑りやすくし、宿便も無くなるので腸内環境が良くなるとされています。

要するに腸の健康が肌の健康にも直結するとされているのはこう云うことです。

可愛い男の子

アレルギー性皮膚炎の方には、冷え性も多く見られ消化器官が特に弱いと言われるそうです。冷たいものをごくごく飲むと消化器官が萎縮し血液の流れが悪くなり、消化器官の働きが一段と悪くなります。
夏の暑い時でも、水筒の水分は氷を入れずに常温よりやや冷たいくらいで充分血液もクールダウンできるようなので気をつけて下さい。
身体を冷やす食べ物も量を気をつけることが大切です。夏場は冷たい麺やさらさら流し込むものを求めがちですが、良く噛んで身体を温めるものを選んで食べることが、夏バテ防止になり結果胃腸を健康にし、肌の調子も安定するのですね。

根菜

 

補足としてですが、生姜や生ネギ、根菜類(ごぼう、れんこん)、紅茶は身体を温めるのに適しています。逆に、当たり前ですが、アイスクリームや氷菓子、清涼飲料水、そして白砂糖は大敵です。てんさい糖は反対に身体を温めてくれます。
夏の生野菜、夏の果物も少量は良いですが、身体を冷やす効果があるので食べ過ぎは冷えの原因になりますのでご注意下さい。唐辛子も反対のイメージですが結果的には胃腸を冷やすようです。夏にタイカレーを食べたくなるのはこのせい(身体を冷やす)らしいです。