おかずの品数は健康食への入り口
私はどちらかというと、食事のときにおかずの品数が多いとうれしいタイプです。
それがすべて手が込んだものでなくてもいいので、とにかく色々な味、食感のものを一回の食事で口にしたい人です。
私が職場に持っていくお弁当を見ると、子供たちは「いいなあ?お母さんのお弁当」といつもいいます。
何かウインナーや揚げ物がはいった豪勢なものではないのです。
ただ胡麻をふったカボチャや、大根の皮のきんぴらや、こんにゃくにおかか醤油をまぶしたもの等、料理といえないほどのものをちょこちょこっと6品ほどつめているだけなのですが、品数の多いことが豪華に感じさせているのかもしれません。
昔、おばあちゃんの家に行ったとき、こういった経験はありませんか?
お肉とかはほんの少しでも、テーブルにお漬け物や、芋煮、冷や奴、枝豆、卵焼き、おひたし、煮豆、厚揚げの煮物、切ったトマトとかシンンプルなおかずがたくさん並んでいるだけで、お腹も一杯になるし、心も一杯になりませんでしたか?
我が家の食事には毎日みそ汁の他に、4品から6品のおかずを出すようにしています。
だからといって毎日特別なものを作っているわけではありません。
なぜ私が品数の多さにこだわるのかというと、それだけ沢山の食材の栄養を一回の食事で摂取できるからです。
食材の栄養は、それ単品では効率よく体内に吸収されません。食材同士の持つ栄養が互いに助け合って初めて、私たちの体内に効率よく吸収されるのです。
使う食材が多ければ多い程、その確率も高くなるので、ちょこちょこと色々な食材を毎日の一回の食事で出す様にしています。
最近では偏食や単品食いが多く見られ、まず野菜が不足しています。ファストフードやレトルト等に頼る傾向も多くその食生活の乱れが子供にも影響してきているのではないでしょうか?
ほんの少しのアイデアや手間で食卓から健康の改善が出来ますので、楽しんでやって頂ければと思います。