食事アレルギー闘病
おそらく長男がこうならなければ、普通に市販の油脂分の多いお菓子だったり高カロリーなもの、身体を酸化、糖化の要因のものを口にしていたと思います。
世の中の子供たちが食べれるものが自分だけは食べれないと窮屈な思いはさせたくなかったので、アイスクリームが食べたいと言えばそれ風のものをネットで調べて豆乳のアイスクリーム等乳製品抜きで作ったりして、なんちゃって◯◯風なものを沢山作りました。
アイスで言えば今年は昔、子供の頃食べた冷凍バナナも多投しています(笑)
もともと食べることが大好きで好き嫌いも全くない我が家の子供たちには変ったものが大受けでした。
皮膚アレルギーのない次男はこう言います。「お兄ちゃんの病気で食べれないものが増えたけど、おいいしいものもたくさん食べれるからうれしい」と。母としては涙が出る程うれしい言葉でした。
鮭や豆腐がメインのハンバーグや油をほぼ使わないと言っていいカレー、餅をチーズ代わりに使ったピザ等子供が好きなメニューで、ある意味贅沢な素材そのものの美味しさや旨味を解ってくれたんだと思います。
長男はもとよりアレルギーの無い次男にも色々なことで我慢させていることがたくさんあったので申し訳ないと思っていたのですが、そんな言葉が聞けるとは思いもしませんでした。でも、アレルギーもいつ、突然発症するか解らないですからね。
長男は乳製品に対して食物アレルギーがあるわけではないので学校の給食で除去食はしませんでしたが、例えば毎日の牛乳や時々出るチーズとか、自分で除去できるものは思い切って止めることにしました。何の根拠もない我が家の試行錯誤の取り組みに担任の先生もご理解くださり、5年の春から始めました。
我が家でのこのような食事も2年くらい続いていますが、変ったことは、長男があまりかゆいと言わなくなったことです。確かに朝方はかゆいと言っていますが、そのかゆがり方は以前のときと比ではありません。そして昨年は一度も学校を休みませんでした。
次男や幼稚園の長女もあまり熱を出さなくなりました。
こうして、腸の免疫から上げていこうという取り組みは少しずつ効果が出て来ているのかもしれません。